minofoto and miscellaneous notes

ごく気まぐれに,書きたいことを適当に書いています。本当の話かもしれませんし,フィクションかもしれません。

雑記

龍口酒家の晩

写真は文章とは関係ありません。お店では写真を撮りませんでした。「龍口酒家」という中華料理屋さんを訪問しました。幡ヶ谷駅ビルの中、改札を出てすぐ目の前にあります。なんとなく懐かしい感じがするビルの飲食街の一軒です。見た目は普通の中華料理店で…

はてなダイアリーからはてなブログへ移行テスト中

「チューブ生姜適量ではなくて1cmがいい人の理系の料理」という本を読んでいます。 「わからない」ということと「わかる」ということに橋を架けるという点で、非常に興味深い本ですね。 このページデザインは、写真1−2枚を貼るにはちょうどいいですが、たく…

焼き鳥屋の夜

時間ができたときに友人から連絡が来て、一緒に焼鳥屋に行くことになりました。なんでも11月いっぱいで閉店とのこと。ちょうど近くに用事があったので少し時間に余裕があり、近所を散歩していると、比較的新しくて雰囲気の良さそうなバーを見つけました。道…

台風一過の空

二連の台風の間に挟まれた「線状降水帯」(この言葉初めて聞きました)による豪雨で、関東から東北、特に栃木、茨城、宮城では大きな被害が出ました。東京でなんとか洪水にならなかったのは、大規模な治水対策のおかげでしょう。今朝はうろこ雲(巻積雲)が…

夏の散歩メモ

この夏は忙しくてほとんど出歩かなかったので、仕事の合間のランチの写真を備忘録程度に。 中野の「味治」(みはる)といううなぎ屋さん。ここの「短冊」は蒸していないので、関西風の蒸さないうなぎが懐かしい方にはお勧め。絶滅寸前のうなぎを食べていいの…

口内炎について

先日口内炎についての記事を見かけて、子供の頃から口内炎と戦い続けてはや幾十年の私が、あくまで自分の経験だけからちょっと書いてみようと思いました。自分の口内炎はおそらく、アフタ性口内炎です。酷いときには一度に6-7個でき、だるい、熱っぽい、頭痛…

ねこの秘密

「村上さんのところ」で紹介されていたので、面白そうだと思い、山根明宏 著「ねこの秘密」(文春新書)を読みました。イヌは狩猟に関連して人間と一緒に暮らすようになったということは、よく知られていますが、猫はいったいどういう経緯で人間と暮らすよう…

ネパール支援ほか

ネパールの地震はひどいことになっていますね。遅ればせながらちょっと支援しようと近所のネパール人がやっているカレー屋を訪問。カレーを食べて、募金箱に少し寄付。ナンが特大で、食べきれないくらいでした。これでナンお替わり自由と言われても、という…

スリランカカレー

先日ランチで中野駅南口側にあるスリランカカレー「アチャラ・ナータ」を訪れました。 雑居ビルの3階まで狭い階段を上ると、マンションの玄関のような重いドアが。まるでスナックのようです。中の雰囲気が分からないので、気の弱い方ならここでためらうでし…

閉められた扉

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読みました。 「村上さんのところ」として著者が読者のメールに答えるという企画をやっているのを見て、ふと思い出して古本屋で購入しました。ベストセラーとして一時期話題になっただけあって、よい状態の本…

山に登る前に読む本

講談社ブルーバックスから出ている、能勢博著「山に登る前に読む本」がなかなか面白かったです。ヒマラヤ登山の経験もある医者で生理学者でもある著者が、運動生理学という観点からの体力作りや装備、登山に必要な水や食料について解説した本です。ちゃんと…

iPhone4S からガラケーへ

3年間使った iPhone 4S から 元のガラケー (featured phone) に戻しました。au ショップで SIM カードを発行してもらい、プラン変更をするだけ。プランEシンプルで月743円 + 消費税には、ezweb など全ての料金が含まれています。どうせほとんど通話しないし…

京都から富士山が見える理由

理論上富士山が見える最も西の端で、実際に富士山が撮影された、ということがテレビでも報道されていました。 日本の山岳展望史上、最大の課題であった京都府からの富士山が、ついに撮影されました。 理論上は見えることがわかっていても(こちら参照)、現…

日記という伝統

親父は亡くなる前に自分で日記を焼いてたんじゃないだろうか、という話を兄弟から聞いてちょっと触発されたので、ドナルド・キーン「百代の過客」を読みはじめました。平安時代からある有名な「日記文学」の紹介ですが、こういう方面に疎い私には目からウロ…

日記は他者のはじまり

生家から汚れた日記帳が出てきました。表紙を見て、こどもの頃、年末に父親からプレゼントされた日記帳だったことを思い出しました。年明け1月から日記が始まっています。 1月28日 日曜 ☀はれ きょう南きょくのうちゅうちゅうけいがせかいではじめてやり…

登山靴とインソール

写真の登山靴は20年以上前、大学受験が終わったあと、隣町の専門店で買ったもの。試験は全くできなかったので、浪人してる合間に山でも登るかと思って買ったことをふと思い出しました。今年は久しぶりにこの靴を履いて山に出かけました。さすがに靴底もひど…

師走

公園の紅葉が色づいています。もう紅葉の季節も終わりで、寒さが厳しくなってきそうですね。上の写真、本物の紅葉以上に派手に写っていますが、意図的に彩度を上げた訳ではなく、こうやって写るレンズのようです。いわゆる「色乗りが良い」と言われるレンズ…

かぐや姫の物語

チャンスがあったので話題の映画を見てきました。ジブリの映画と一口に言っても、やっぱり宮崎駿だよね、などと思っていたのですが、高畑勲監督もなかなかでした。ダイナミックな動きも多く、水彩画のような絵が楽しめ、泣けるいい映画でした。(見る方の楽…

アクセス解析

頼まれていた計算が、知恵を使ったら予想の 1/10 くらいの時間で簡単に終わってしまったので、余った時間で、簡単なテキスト処理プログラムでアクセスログを解析してみました。 アクセス数 :日記の日付 233 :20130825 174 :20100918 163 :20110703 123 :2012…

無言館

信州は上田の無言館というところに行きました。上田から上田電鉄別所線に乗り、塩田町下車、そこからバスに少し乗って、自然豊かな高原にある絵の展示館です。 太平洋戦争の前夜は、私たちがなんとなく思っている戦前の暗い雰囲気とは違って、大正モダンの明…

宮崎駿氏、映画制作から引退

記者会見をネットに上げられた動画で切れ切れに見ました。この方と同じ時代に生きられた私たちは得がたい経験をさせてもらった、と言うべきでしょうね。体力、集中力が続かないので、次の映画は7年かかるかもしれない。それは無理なのでやめる、まだ他にや…

本日はバルスの日

テレビで「天空の城ラピュタ」が放映されると、多くの人が SNS でテレビに合わせて「バルス」という亡びの言葉をつぶやくので、サーバーが停止する、いや twitter はそれに耐えた、などという話が恒例行事になっていますね。本日もバルスの日らしいです。 先…

選挙、血液型

昨日はサイクリングから帰って、投票に行き、池上彰の選挙速報を見ていました。なかなか鋭くて面白いですね。ここまで根がしっかりとしつつも過激な番組が作れるのはテレビ東京だけのような気がします。池上さんはもちろんですが、裏方となるスタッフも良い…

ルールを作るのは誰か?

日本の小中学校では学級会・ホームルームやら、生徒会選挙といった形で民主主義を体験する教育が行われています。でも、あれが本当に民主主義の練習になっているかというと、少なくとも自分の子供の頃を思い出すとそうは思えません。級長・生徒会役員などとい…

電車の指定席

忙しさに飲まれちゃ駄目だと、短い時間を作ってひとりでちょっとしたハイキングに行きました。梅雨の晴れ間の日差しは強く、歩き回っていると、軽く日焼けするせいか、それとも軽く脱水になるのでしょうか、後でどっと疲れが出ます。短い距離だったけど、帰りの…

自転車のシフターが壊れた

ワイヤー交換したばかりの自転車で、変速ができなくなった。悔し紛れにしばらく変速しないでシングルギア自転車として乗っていたが、さすがに修理に持っていった。ワイヤーが切れたわけではなく、どうもシフターが壊れたようだ。さすがに10年以上乗っている…

『「いいね」時代の繋がり――Webで心は充たせるか?――』を読んだ

blog 「シロクマの屑籠」の作者の著書を読みました。著者自身による紹介が以下にあります。『「いいね」時代の繋がり――Webで心は充たせるか?――』“はじめに”を公開します - シロクマの屑籠この本の感想と言うより、それをきっかけにした駄文を書いてみようと思…

グローバル化と個人

こどもの頃に、経済成長は永遠に続かない、という話を読みました。経済成長とはすなわち、途上国からの搾取、地球から資源を掘りだすことなど「収奪」に依存しており、それが終われば我々の富は枯渇する、という意味の寓話でした。といっても、私たちが普段感…

失ってはじめて気付くもの

毎日、毎回、同じことをやっていると、だんだんとそれが当たり前のことのように錯覚してしまうのですよね。ときどきリセットして、毎日の同じことがどれだけありがたいことかを感謝するという儀式が、生きるためには必要かもしれません。それをどうやって儀式…

春紫苑

NEX-5 + Voigtländer NOKTON classic 40mm F1.4ハルジオン、です。そこら中に咲いている雑草ですが、見かけるとちょっと嬉しくなって「はるじょーんだ!」と言いたくなります。ちょっと調べると「春女苑」という呼び方もあるようです。「はるじょーん」は子供…