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minofoto and miscellaneous notes

個人的な備忘録ですが、たまに広く読んでもらいたい記事を書くこともあります。記事は随時修正したり追記したりすることがあります。

善福寺川をさかのぼって

OSM で走る東京

善福寺川は杉並区荻窪から流れ出し、中野区で神田川と合流する武蔵野の小さな流れです。今は東京山の手の住宅街の中を流れています。この善福寺川沿いをさかのぼってみました。スタート地点は神田川との合流地点。地図で見るとちょうど東京メトロ丸ノ内線の車両基地のところです。

丸ノ内線車両基地と言えば思い出すのは浅田次郎の小説「地下鉄に乗って」です。みち子が住んでいたのがこの車両基地の見えるマンションでした。この映画は帰国する飛行機の中でたまたま見て、その面白さにハマりました。飛行機で海外に行くときは英語に頭を慣らすように日本映画は見ないことにしているのですが、帰国時はこんなものを見ることもあります。というのは余談ですが、映画としてなかなかよく出来た奥深いストーリーなので、映画を見てから小説を読むのがおすすめです。


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善福寺川神田川の合流地点付近の道路はやたらと幅が広く、付近には立正佼成会の立派な施設が建ち並んでいます。
環状七号線を渡ると善福寺川沿いの散歩道が始まるはずなのですが、このあたり現在工事中で道が閉鎖されています。住宅街の中を通って善福寺川沿いの道を探しましょう。
善福寺川沿いの道に出ると公園が整備された場所に出ます。ちょうど公園の間を荒玉水道道路が横切っています。

荒玉水道道路付近の公園をちょっと探検すると、こんな場所があります。いわゆる公園ではなくて山の中に道が通っています。写真は冬なので枯れ木ばかりですが、春になるとたくさんの鳥たちがやってくるのかもしれません。

さて、川沿いの道に戻りましょう。川沿いの道は自動車が入れない散歩道になっています。自転車も通れますが、子連れの人やジョギングしている人も多いので、景色を見ながらのんびり走るのがおすすめです。
和田堀公園には池もあり、どうやらカワセミが生息しているようです。カワセミがお目当てか、立派な望遠レンズを装備した一眼レフを持ったおじさんたちが池にレンズを向けています。


そこからしばらく行くと、左岸(北側)に自転車専用の看板が現れます。おっ、サイクリングロードが、と思いますが、走っているのは子供ばかり。川の南側に児童交通公園があり、そこで自転車が借りられるようです。子供の自転車練習用のかわいいコースです。



そこからしばらく行くと、五日市街道を横切ります。ここでずんずん進まないで右にそれると、五日市街道沿いに「高円寺肉汁うどん 夕虹」があります。

米が栽培しにくい武蔵野で昔から食べられてきたうどんだそうです。うどんといわれると讃岐や、きしめんというイメージしかありませんでしたが、これも関西のうどんに負けない、なかなかおいしいうどんです。噛み切れないほどのコシと太さがあってびっくりしますが、肉汁に漬けると麺が柔らかくなります。

さて、善福寺川に戻って更にのぼります。地図で見ると見事に蛇行しているので、またもや五日市街道のそばまで戻ってきたりもしますが、川沿いを気楽に走ります。荻窪の辺りで繁華街の近くを通ります。このあたりも探検すると自転車で寄り道しやすい店がありそうですね。


環状八号線を超える辺りから道幅が狭くなり、やがて住宅街になると川沿いの道も随分と狭くなります。ところどころ歩いている人や自転車を追い越すのも難しかったり、自転車一台が通過することすら難しい場所もあります。道を見ながら、適宜左岸と右岸を渡って走るといいかもしれません。

しかし道が狭いだけに、あまり通行人もおらず、私が行ったときは案外スムーズに走れました。川はやがて井荻小学校の下に入っていきます。ここは小学校を迂回しますが、するとすぐに善福寺公園に到着します。

地図はこちら

東南向きの緩やかな斜面に住宅街が開けた中にある、こぢんまりとした公園です。昔は武蔵野の一角から水がわき出る泉だったのでしょうね。私が訪れたときは寒さで池の表面が凍りついていましたが、それでも公園で遊ぶ子供たちがいました。

リラックスしてのんびり走れる街中の川沿いの道です。家族連れでサイクリングを楽しむのにうってつけの場所ですね。余力があればここから少し南下して吉祥寺の街や井の頭公園を楽しむのもいいかもしれません。