minofoto and miscellaneous notes

ごく気まぐれに,書きたいことを適当に書いています。本当の話かもしれませんし,フィクションかもしれません。

東日本大震災雑感

今更ですが、ちょっと落ち着いてきたので地震のことなどを。

地震が起きたとき、私は職場にいました。冷静に揺れを観察していたつもりでしたが、後から YouTube などで東京各所で天井が崩落した動画などを見ると、もっと早く避難を指示すべきだったかな、と思いました。あの長い揺れのあと、余震が続く中で長い階段を下りて外に出るのと、ビルの中に留まるのと、どちらが安全だろう? 外だと下手をするとガラスやビルの破片の崩落があるかもしれない、と考えてビルの中にいたのですが。

あの日は家人の安全はすぐに確認できたこと、東京でも鉄道網が止まったことから、幾人かの同僚を家まで車で送り届けました。道は下りが渋滞し、郊外から都心への登りはすいているだろう、との読みは見事に外れて帰宅できたのは夜半過ぎでした。後から聞いた噂では、都心に取り残された家族を迎えに郊外から都心に向かった車が多かったとか...

車の中での話題の1つが、津波と波の違い。以外に皆が津波が何であるかを知らなかったのに驚きました。単純に言うと、風で起こる波は水面の揺れだけど、津波は水の塊が押し寄せてくること、でしょうね。詳しくは以下のサイトなどをご覧ください。

http://www.84p.net/tenkiya/cwf19.html
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq26.html
http://sc1.cc.kochi-u.ac.jp/~mako-ok/nankai/higai/tunami/nami.html?=namim.html

原発事故のことはあえて書きませんが、この地震と事故をきっかけに、私たちは自分たちの道を自分たちで切り開くしかない、という腹をくくるきっかけになるんじゃないか、誰かの真似をし続けてきた明治維新以来の時代が終わりつつあるのではないか、と言う気持ちを抱いています。