minofoto and miscellaneous notes

ごく気まぐれに,書きたいことを適当に書いています。本当の話かもしれませんし,フィクションかもしれません。

階段を登る

この週末に親の元に行くと電話した。
「ちょうどいい。来てくれ」
もう衰弱して自分で本の続きが書けなくなったという。口述筆記を頼みたいと。毎週毎週状況が変化してゆく。子供の時、祖母が亡くなるとき父の兄弟姉妹が日本各地から交代でやってきては病院で付き添っている様子を尊敬の眼差しで見ていたが、今度は自分が自然にその役割を果たしているらしい。

一歩ずつ、一歩ずつ階段を登ってゆく。