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minofoto and miscellaneous notes

個人的な備忘録ですが、たまに広く読んでもらいたい記事を書くこともあります。記事は随時修正したり追記したりすることがあります。

フォクトレンダーのレンズ ノクトンクラシック 40mm

Cosina Voigtländer の NOKTON classic 40mm F1.4 が安くなっていたので買ってしまいました。シングルコートもあるようなのですが、ここはマルチコートを選択しました。 KIPON のマウントアダプターを使って NEX-5 に装着。

小さい割に、金属鏡筒にレンズがぎっしり詰まっていて、ずっしり重い感じがします。しかしマウントアダプターの小ささもあって、かなり気軽に持ち運べそうな大きさになります。 E 30 mm F3.5 macro と並べてもかなりコンパクトです。NEX-5 に付けた姿はまるで専用レンズのよう。この収まりの良さを見ると、本体をブラックにしておけばよかったかも、とちょっと後悔しました。

マニュアルフォーカスで NEX-5 を使ってみると、なかなか良い感じ。絞りを決めると、シャッタースピードや、設定によっては ISO 感度もカメラが自動的に決めてくれるので簡単です。フォーカスリングは適度な抵抗感があって合わせやすいですね。

E-mount レンズをマニュアルフォーカスで合わせるリングはあくまで電子スイッチなので、∞を越えてもどこまでも回ります。∞を越えてフォーカスがどこかに行ってしまうわけではないのですが、感覚的には訳わからなくなります。本物のマニュアルフォーカスレンズではちゃんと∞で止まるので、当たり前ながら、とても扱いやすく感じます。

かんじんの写りですが、素晴らしい。特にポートレートや観光地での記念撮影的な写真が味わい深く写ります。絞り開放から F2.8 あたりにかけて、ジャストフォーカスから少しずれたところのふんわり感が何とも言えません。昔、友人の父に借りた Nikomart のカメラに付いていた古いレンズで撮った夜のパーティーがこんな写りだったことを思い出しました。APS-C で 60 mm 相当の画角も扱いやすいです。
絞り開放だと、APS-C の視野でも四隅がやや暗くなります。それもまたちょっと雰囲気があって好ましい感じがします。F5.6 以上に絞ると、普通によく写りますが、このレンズを使うと、積極的に絞らない条件で使いたくなります。

発売したてのレンズという訳ではないので、検索するとたくさん写真が見られます。それほど高価ではなく、中古レンズを買うよりは気楽なので、NEX でレンズ遊びをするにはちょうどいいですね。NOKTON classic 35mm F1.4 という選択肢もあるので、スナップ用レンズとして常用するにはこちらの方がいいかもしれません。

ツァイスやライカの高価なレンズには縁がありませんし、私にはこれで充分な気がします。