minofoto and miscellaneous notes

ごく気まぐれに,書きたいことを適当に書いています。本当の話かもしれませんし,フィクションかもしれません。

天城山 万三郎岳

時間がなくてしばらく前のことになってしまいましたが、3月に伊豆の天城山に登ってきました。

一昨年末、冬の塔ノ岳から海の向こうにくっきりとそびえ立つ姿を見て、是非登ってみたいと思っていたのです。

東京 -こだま- 8:45 熱海 - 9:30 伊東 10:10 -バス- 11:00 天城高原ゴルフ場 - 12:05 万二郎岳 - 13:06 万三郎岳 - 15:17 四辻 - 下山


地図はこちらのリンクからも

熱海駅まで早朝の新幹線に乗り、伊東までは各駅停車で。こちらの方が特急踊り子よりも早く着きます。伊東で旅館に荷物を置かせてもらい、バスで天城高原ゴルフ場の登山口へ。ゴルフ場にはハイカー用のトイレと無料駐車場もありました。

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好天とは言えませんが、幸い雨も降っていません。東京からわずかな距離なのに、植生が温暖な気候を反映しているような雰囲気が楽しめました。
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バス停の標高が高いので、11時に登りはじめて、12時には万二郎岳の山頂に到着。山頂の碑の向かいの木に、石が乗せてあり、そこにカメラを乗せるとちょうど自分の姿をタイマーで写せるようになっていました。木の枝の上に勝手に石が乗るわけがないので、誰かが工夫して作ったままになっていたのでしょう。

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万二郎岳から万三郎岳を望む

ここからは稜線通しに気楽な縦走です。とはいえ、馬の背と名付けられた鋭い稜線も通過します。
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馬の背から谷底を見下す


雪が積もっているにも関わらず、南国を思わせる植生ですね。

そして最後の登りを経て山頂。

サーモスに入れてきたお湯を沸かし直して、アルファ米のカレーを食べました。寒いので、温かい食べ物が身にしみます。

このまま天城峠まで縦走したいところですが、時間がないので断念してゴルフ場に戻るコースをとりました。

雪がなくなってきたあたりで子鹿が登場。
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人に慣れているのか、かなり近づいても逃げませんでした。

帰りは、バスの時刻まで少し時間があったのでバス停ひとつ分歩きました。というのも、この一駅分歩くことでバス料金が1000円から500円に安くなることを行きのバスで知ってしまったからです。とはいえ、行きのバスでは近そうに見えた距離が、歩いてみると意外に時間がかかって焦りましたが。

下では早くも桜が散りかけていました。熱海桜という種類なのかな?

干物を買って帰宅。また行きたくなる、すぐ近くの南国の山でした。