minofoto and miscellaneous notes

ごく気まぐれに,書きたいことを適当に書いています。本当の話かもしれませんし,フィクションかもしれません。

ロッキーの階段

この階段を上るとこういう景色が眼下に広がります。

あの映画「ロッキー」でシルベスタースタローンが駆け登った階段ですね。階段の下に銅像があります。

実はこれは米国最大の美術館、Philadelphia Museum of Art です。
ロッキーの銅像も、もともと階段の上にあったらしいのですが、これはハリウッド作品であって本来美術館が展示すべきではない、という理由で階段の下に移動されたそうです。観光客が群がって写真を撮るので、美術館の雰囲気を壊してはいけないという配慮なのでしょう。私が行ったときは観光客は少なかったのですが、それでも何人かがこの像の前で写真を撮っていました。

中はこんな様子です。印象派の作品が素晴らしい。

いちばん奥に日本庭園があり、印象派の部屋と並んでかなり人気の展示のようでした。他にも中国の寺院を模した部屋やインドの部屋、ヨーロッパの町中の広場など、かなり大掛かりな展示があってなかなか面白かったです。

念のため付け加えておくと、館内で写真を撮るのは自由です。入り口で、カメラを持っているか?と聞かれ、持っていると答えると、写真は撮ってもいいがフラッシュは禁止だ、と言い渡されます。美術系の学生さんなのでしょうか、絵に近づいてカメラでなめるように作品を撮っている若者を何人も見かけました。

荷物を預かってくれるクロークのサービスもあり、落ち着いて作品を見られる環境でした。


写真は全て E 18-55 mm のキットズームレンズで撮っています。確かにそんなにいいレンズではありませんが、荷物を減らしたいときには便利。このレンズは歪みが大きいので建物を写すときには 24 mm と 55 mm を使うように気をつけています。