minofoto and miscellaneous notes

ごく気まぐれに,書きたいことを適当に書いています。本当の話かもしれませんし,フィクションかもしれません。

2021-01-01から1年間の記事一覧

しあわせについて

JAF メイト11月号の冒頭に北川悦吏子さんが書いている「しわわせの呪縛」というエッセイがとても良かったのでメモ。短いエッセイで、著作権侵害になっちゃいそうな気もするので、内容は紹介しない。JAF メイトが手元にある方はぜひ読んでみてほしい。私が人…

顔の記憶の話

ここ数日の一番のハイライトは、ずっと音信不通だった息子の顔を見られたこと。なぜか床屋に居候していた。ちょっと浮かない顔をしていた。40年前、片思いをしていた女の子が体育館でニコッと微笑みかけてくれたことを思い出した。どちらも夢の話。現実には…

若山牧水と釈迢空

小学生の頃、自殺願望があった。通っていた近所の小学校の向こう側には、夜になると真っ暗な裏山があり、狐が棲んでいた。夜中にそこに忍び込み、木の枝にロープを吊るせば首を吊ることができる、そんなことを思い描いていた。なぜそう思っていたのか定かで…