minofoto and miscellaneous notes

ごく気まぐれに,書きたいことを適当に書いています。本当の話かもしれませんし,フィクションかもしれません。

今さらながら、MacOS 上の Office 2011 が遅すぎるときの対処法(自動化)

ずっと前から困っていたのですが、

Excel for Mac 2011が異様に重い時の対処法 - ヒビヅレ - 4410の日々を徒然と

これで office がサクサク動くようになりました。感謝。

こんな作業をいちいち意識したくないので、こんな風に自動化しました。以下 username は自分の home ディレクトリ名に置き換えてください。

  1. /Users/username/Library/Preferences/com.microsoft.office.plist を削除。
  2. Word や Exel などを起動し、「定期的に更新ダウンロードしますか?」などのダイアログに適当に答える。
  3. 新しくできたクリーンな preference ファイル (/Users/username/Library/Preferences/com.microsoft.office.plist) を退避 (例: /Users/username/etc/com.microsoft.office.plist つまり自分のホームディレクトリに etc というフォルダを作ってそこにコピーしておく。)
  4. 自分が使っているシェルに合わせて ~/.cshrc や ~/.bash_profile などに以下のスクリプトを追加すると、シェルを起動するたびに preference が初期化される。

rm -f /Users/username/Library/Preferences/com.microsoft.office.plist
cp /Users/username/etc/com.microsoft.office.plist /Users/username/Library/Preferences/com.microsoft.office.plist

シェルを使わない方の場合、またはシェルスクリプトが何のことかわからないときは、次のような AppleScriptAppleScript エディタ(アプリケーション の中のユーティリティフォルダに入っています)で書いて

tell application "Finder"
delete "Macintosh HD:Users:username:Library:Preferences:com.microsoft.office.plist"
copy file "Macintosh HD:Users:username:etc:com.microsoft.office.plist" to folder "Macintosh HD:Users:username:Library:Preferences"
end tell

コンパイルしたあと「ファイル→書き出す」を選んでアプリケーションとして保存します。
次にシステム環境設定の中の「ユーザーとグループ」の中の「ログイン項目」を開き、「以下の項目がログイン時に自動的に開きます」のリストの中に、先ほど保存したアプリケーションをドラッグして、追加しておけばいいでしょう。
こうすると毎回ログインするたびに Office の設定が初期化され、クリーンになります。

この作業でも、Word や Exel の個々の設定は初期化されないので安心です。

iWork '09

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