山の日は近郊へ
山の日は、郊外の札幌岳に登ってみることにしました。
市内から車で30分とのことですが、道が混んでいて、1時間くらいかかりました。
9時50分に冷水(ひやみず)登山口から登山開始。
最初は冷水谷の水音を聞きながら比較的平坦な道を歩きます。谷沿いで涼しいとはいえ、8月の低山は汗びっしょりです。
ダケカンバの林が美しい。
冷水谷は紫陽花が盛りでした。蜂が蜜を集めています。
1時間程度で冷水小屋へ。名前の通り、冷たい水が出ていますが、そのままでは飲めないようです。
そこから登りが始まり、1時間程度で山頂です。登山道はひたすら林の中を歩き、展望はほとんどありませんが、標高 1293 m の山頂からは展望が楽しめました。
左がニセコアンヌプリ、右が後方羊蹄山(しりべしやま)つまり良く羊蹄山(ようていざん)と呼称される山です。しりべしというのは、アイヌ語から来ているのかと思っていましたが、これは日本書紀に由来する日本語のようです。アイヌ語ではマッカリヌプリだとか。
山頂からは札幌市内が良く見渡せます。
森の中には、ほんのり色づきかけたナナカマドも。
下山後は温泉へ。こちらは温泉が豊富で、各地にいろんな温泉があります。源泉掛け流しの豊平峡温泉は、カルシウム成分が析出しているとろりとした感触の温泉で、ゆったりできました。