minofoto and miscellaneous notes

ごく気まぐれに,書きたいことを適当に書いています。本当の話かもしれませんし,フィクションかもしれません。

夏の散歩メモ

この夏は忙しくてほとんど出歩かなかったので、仕事の合間のランチの写真を備忘録程度に。


中野の「味治」(みはる)といううなぎ屋さん。ここの「短冊」は蒸していないので、関西風の蒸さないうなぎが懐かしい方にはお勧め。絶滅寸前のうなぎを食べていいのか迷うところですが、年に一回ぐらい、専門店で食べるくらいははいいですよね。


吉祥寺の「ハーモニカ横丁」
こ洒落た路地裏です。昼間からビールを空けたくなる店が並んでいますが、クイナというお店で沖縄蕎麦を食べました。

口内炎について

先日口内炎についての記事を見かけて、子供の頃から口内炎と戦い続けてはや幾十年の私が、あくまで自分の経験だけからちょっと書いてみようと思いました。

自分の口内炎はおそらく、アフタ性口内炎です。酷いときには一度に6-7個でき、だるい、熱っぽい、頭痛、肩凝り、丘疹、便秘などの全身症状も出るので、ベーチェット病を疑って診察を受けたこともありますが、診断基準には満たないようでした。

私の口内炎を悪化させる要素

  • 寝不足、ストレス
  • 飲酒
  • 口内を噛む

体調が悪いときに口を噛むとてきめんですね。


いままで試した治療法

本当は効くのかも知れませんが、塗って痛みが和らいだとか、早く治ったと感じたことがありません。

  • ビタミン剤 全く効果なし

内科のお医者さんに、「あなたにはビタミン剤は効かないよ」と一刀両断にされました。まあビタミンが不足するような食生活はしていませんからね。

一時期カネボウ半夏瀉心湯の錠剤を飲んでとても良く効きましたが、あるときから効かなくなりました。中国医学の医師の診察でいろんな薬を試しましたが、散々高価な生薬を試して、ほとんど効果ありませんでした。

  • 患部に針を刺す

歯科医師に麻酔をかけてもらって、巨大な口内炎に針を刺して出血させる刺激で直すという方法。レーザーで焼くというのも同じような方法でしょうか? 針を刺す前に麻酔してくれたのですが、麻酔薬をしみ込ませた脱脂綿を乗せた瞬間が激痛でした。試したのは1回だけですが多少の効果はありました。

  • 鍼 効果なし

鍼灸師も自信なさげに「口内炎に効果があるといわれているツボに打っておきました」と言われましたが、特に効果は感じず。(腰痛は良くなったように思いますが)

  • ミネラルウォーター 効いているような.....気のせいかな?

疲労困憊でヨーロッパ出張に行き、ワインを散々飲んだのに口内炎ができないので、よもやと思い、ヨーロッパの硬水のミネラルウォーターを飲むようにしたら、それ以後あまり口内炎ができません。ミネラルが効くのかなと思い、ミネラル、鉄、亜鉛といったサプリメントを飲んでみましたが、それも特に効くように思えないので、単なる水分補給がいいのかもしれませんね。これは謎です。

  • うがい 口内を清潔にするのは、それなりに効くようです。

とても痛いですが、消炎性アズレンという成分を含んだうがい薬を口内炎に直接塗り付けてからうがいしたりしています。(推奨される使い方ではないですね。)

  • アイスクリーム 何も食べられないときの最低限の栄養補給

食べるのに痛くないのと、冷やすことで多少痛みが抑えられるので、口内炎が酷いとよく食べます。なぜかカレーが食べたくなることも多く「痛いだろう」と不思議がられるのですが、辛いのになぜか不思議にあまり痛くありません。



口内炎で苦しいと言うと、いろんな治療法をお奨めされますが、あまり効いた試しがありません。おそらく個人差の方が大きいようですね。口内炎の原因も複数あって、対処法も含めて個人差が大きそうです。だから、上記の私の経験も誰かの役に立つかどうかは分かりません。

私の場合はストレスや過労が一番の原因のようで、あまり効果のある治療法はなさそうですが、地味なからストレスや寝不足の解消、うがいが今のところ一番の治療法のようです。

口を動かすだけで痛いときにうがいをするのは酷く痛いですが、それを我慢してうがいするとゆっくりと良くなっていくような気がします。どのみち痛みを1−2週間は我慢するしかありませんが、酷いときは2−3ヶ月口内炎が次々と出てくる状況になるので、それにくらべて早く治ったと自分を慰めるしかないですね。

ggplot2 でグラフの書き方メモ

R でグラフを綺麗に描くためのパッケージ ggplot2 を試していますが、なかなか使いやすいですね。

サンプルデータ iris を使ってグラフを書いてみます。

library("ggplot2")

ir <- ggplot(data=iris,aes(x=Sepal.Length,y=Sepal.Width)) 
+ geom_point(size=4, aes(colour=factor(Species))) 
+ labs(colour = "Species") + theme_bw(18)

print(ir)

theme_bw() を使うと背景が白くてすっきりしたグラフになります。しかし theme_bw() はフォントサイズぐらいしか調整ができません。細かい微調整をしたいと思ったのですが、でも以下のように theme() によって、theme_bw() のパラメーターを上書きできるようですね。

ir <- ggplot(data=iris,aes(x=Sepal.Length,y=Sepal.Width)) 
+ geom_point(size=4, aes(colour=factor(Species))) 
+ labs(colour = "Species") + theme_bw(18) + theme(legend.position = c(0.85, 0.15))

print(ir)

この例では凡例の位置を調整しています。
単純なことですが、ちょっとしたコツですね。自分用にメモ。

MacOS 10.10 (Yosemite) アップグレードのメモ

深い考えなしに MacOS 10.10 にアップグレードしたら、いくつかトラブルで困りました。そのメモ。

ウィンドウの最大化ボタン(緑)がフルスクリーンに変わっていた

MacOS の特徴は、ウィンドウごとではなく画面最上部のメニューバーにあるのに、そのメニューバーを隠すフルスクリーン化というのはあまり使いやすいとは思えません。以下の記事を見て、最大化に変更しました。
りんご大好き OS X 10.10 Yosemite の緑ボタンの標準動作を『最大化』に戻せた(^^)

Command-shift-N で新しいフォルダを作ったときにフォルダ名入力モードにならないときがある

場合によって違うので、どうも Finder のバグのようですね。マウスをクリックしてフォルダ名を変更するのが面倒だと思っていましたが、Enter を押してからフォルダ名をタイプするだけで良いことに気付きました。

AppleScript は書き換えが必要なものがある

うまく動かないスクリプト

set sum to hogehoge
tell application "foo"
  ....
end tell

となっていたのを

tell application "foo"
  set sum to hogehoge
  ....
end tell

とすれば動くようになりました。理由はよく理解はしていませんが…

OS 内蔵のスペルチェックを off に

【解決】Yosemiteで日本語の入力が遅くなる件について | Lithium にあるように、OS にスペルチェッカーが入ったようなので、off にするか、必要最低限の機能にしておくと、スムーズになるようです。
私は意図しない余計なおせっかいは嫌いなので、この機能を見た途端に off にしてしまいました。

MacID

MacID というアプリを購入しでみました。MaciPhone または Apple Watch に導入して、Mac の鍵として使用するものです。自動車のキーレスエントリーをイメージしてもらえれば分かりやすいですね。

iPhone指紋認証で近くにある Mac のパスワードを入力してロックを解除できます。また、iPhone を持って Mac から離れると、自動的に Mac をロック状態にすることができます。(Bluetooth 通信を使っていて、認証済の Mac のみしかロック/アンロックできないはずです。)

これを使ってみると、Apple Watch だったらもっと使いやすいだろうな、と思います。今のところ Apple Watch を買う予定はありませんけど、このアプリを使って初めて、Apple Watch の価値が分かった気がしました。このアプリを考えた人はなかなか賢いですね。

遠くない未来、本当に時計に向かって自動運転車を呼べる時代が本当にやってきそうです。


ただ、iPhone のバッテリー消費が増えるのがちょっと難点です。Apple Watch も iPhone と同じく、バッテリー充電が厄介そうです。

ねこの秘密

「村上さんのところ」で紹介されていたので、面白そうだと思い、山根明宏 著「ねこの秘密」(文春新書)を読みました。

イヌは狩猟に関連して人間と一緒に暮らすようになったということは、よく知られていますが、猫はいったいどういう経緯で人間と暮らすようになったのか? よく知らなかったかとが解説されています。それ以外にも、猫の目はなぜ光るのか、猫はどのように求愛して交尾相手を決めるのか、三毛猫がメスばかりなのはなぜか、猫の集会とは、猫が死ぬときに姿を消すのは本当か、など興味深い話が満載の読みやすい本でした。

Sharpening claws

子供の頃、ペルシャ猫を飼っていたことがあります。父親が親切にしたせいでしょうか、どこからともなくやってきて、勝手に家に住み着いてしまいました。最後はどこへともなく姿を消してしまいましたが、「ねこの秘密」を読んでそのことを思い出しました。また、大人になってから、アメリカンショートヘアーが、勝手に家に住み着いたことがあります。たまたまペット可のアパートだったので、家に上げて飼うことになりました。膝の上に乗ってくるかわいいヤツでしたね。

ペルシャ猫アメリカンショートヘアーも、普通に野良猫になるような種類ではありませんし、人懐こかったので捨てられた猫だったのでしょうね。またいつか、どこかで猫と縁があるのでしょうか。猫のいる暮らし、いいですね。

ネパール支援ほか


ネパールの地震はひどいことになっていますね。遅ればせながらちょっと支援しようと近所のネパール人がやっているカレー屋を訪問。カレーを食べて、募金箱に少し寄付。ナンが特大で、食べきれないくらいでした。これでナンお替わり自由と言われても、という感じでしたが、若者はおかわりしていました。



日曜の晩は、いわゆる「大阪都構想の是非」を問う住民投票の開票を固唾を呑んで見守りました。ほぼ同数で開票が進み、開票率 80 % 程度で賛成票が反対票を少し上回ってきたところで NHK が「反対票多数」の速報を出しました。驚きでした。

賛否両論分かれているようですが、私はあまり深い関心は持っていなかったので、荻上チキさんのラジオ番組 Podcast を興味深く聞きました。2015年05月18日(月)「大阪都構想をめぐる住民投票」(探究モード)

あと一歩が踏み込めない

R0012293_-1 R0012294_

連休も関係なく仕事をしていますが、所用があって半日だけ京都に行きました。京都の裏路地はいいですね。
21 mm (35 mm 版換算で 32 mm 相当) レンズを持っていったのですが、久しぶりに広角レンズを持つと、一歩二歩踏み込んで写真を撮ることを忘れていますね。

thinking ?!

近所の猫の写真も、結局トリミングしてしまいました。

多忙なせいかこの1−2ヶ月肩凝りが酷いので、出勤前にマッサージでほぐしてもらったのに、その日一日仕事をしたらまた元に戻ってしまいました。とほほ

もう一歩踏み込まないと打開できなさそうです。

RawThrapee 4.2 のフィルムシミュレーションモード

気がついたら RawThrapee が 4.2 にバージョンアップして、フィルムシミュレーションモードが機能追加されていました。

詳しいことは RawPedia のフィルムシミュレーション を見れば分かりますが、RawTherapeeフィルムシミュレーション集をそこからダウンロードして、RawThrapee の環境設定パネルの画像処理タブから、ダウンロードしたシミュレーション集を指定してやれば良いだけです。適応する度合いも選べます。


試しに 100% で桜の写真に適用してみました。

まずは RawThrapee でよく使っているプリセットから。

R0012215_default R0012215_equilibrated
Default / Equilibrated


R0012215_punchy1 R0012215_punchy2
Punchy 1 / Punchy 2


R0012215_natural1 R0012215_natural2
Natural 1 / Natural 2


R0012215_portrait-smooth
Portrait Smooth

次に同じように、フィルムシミュレーションを適応してみます。使ったことがあるフィルムを中心に、ですが、あくまでこれはシミュレーションの結果です。まずはフジフイルムのネガフィルムから
R0012215_SUPERIA400-2 R0012215_REALA100
最初(左)がどこでも売っていた Superia 400。便利でしたが、硬いですね。続いてよく使っていた REARA 100。ちょっと高かったけど、リアラ仕上げとセットで常用していました。


続いてコダックのネガ Ektar 100 と Portra 160
R0012215_Ektar100 R0012215_Portra160
Ektar は REARA の後発商品らしいですね。使ったことはありませんが、これを見る限りリアラよりもなめらかですね。Portra NC は好きでしたが、使う機会はあまりありませんでした。


フジフイルムのリバーサルから
R0012215_PROVIA100F R0012215_SENSIA100
最初(左)が標準的といわれる Provia 100F ですが、たぶん1回しか使ったことがありません。プリセットの Portrait Smooth を少しだけ硬くした感じです。意外に派手ですね。続いて(右が)ニュートラルな発色をする学術用途と言われていた SENSIA 100。プリセットの Default の彩度を少し落とした感じ。やや硬いのかな?


R0012215_ASTIA100F
ASTIA 100F。これは好きで何回か使いました。柔らかくて良い色ですね。プリセットの Natural 2 とも似ています。


R0012215_VELVIA100G
そして VELVIA 100 (General)。今見ると恐れるほど派手でもないような。プリセットの Punchy 2 と似て非なる発色です。


そしてコダックのリバーサル
R0012215_Ektachrome100
Ektachrome 100。フジとはかなり違う発色で、柔らかくいい色です。


いつしか、フィルムの時代は遠くなりました。世の多くの人が連休でどこに行こうか浮かれている一方、私はほぼ休みなしですが、これぐらいなら少しは遊べるかも...

天城山 万三郎岳

時間がなくてしばらく前のことになってしまいましたが、3月に伊豆の天城山に登ってきました。

一昨年末、冬の塔ノ岳から海の向こうにくっきりとそびえ立つ姿を見て、是非登ってみたいと思っていたのです。

東京 -こだま- 8:45 熱海 - 9:30 伊東 10:10 -バス- 11:00 天城高原ゴルフ場 - 12:05 万二郎岳 - 13:06 万三郎岳 - 15:17 四辻 - 下山


地図はこちらのリンクからも

熱海駅まで早朝の新幹線に乗り、伊東までは各駅停車で。こちらの方が特急踊り子よりも早く着きます。伊東で旅館に荷物を置かせてもらい、バスで天城高原ゴルフ場の登山口へ。ゴルフ場にはハイカー用のトイレと無料駐車場もありました。

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好天とは言えませんが、幸い雨も降っていません。東京からわずかな距離なのに、植生が温暖な気候を反映しているような雰囲気が楽しめました。
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バス停の標高が高いので、11時に登りはじめて、12時には万二郎岳の山頂に到着。山頂の碑の向かいの木に、石が乗せてあり、そこにカメラを乗せるとちょうど自分の姿をタイマーで写せるようになっていました。木の枝の上に勝手に石が乗るわけがないので、誰かが工夫して作ったままになっていたのでしょう。

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万二郎岳から万三郎岳を望む

ここからは稜線通しに気楽な縦走です。とはいえ、馬の背と名付けられた鋭い稜線も通過します。
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馬の背から谷底を見下す


雪が積もっているにも関わらず、南国を思わせる植生ですね。

そして最後の登りを経て山頂。

サーモスに入れてきたお湯を沸かし直して、アルファ米のカレーを食べました。寒いので、温かい食べ物が身にしみます。

このまま天城峠まで縦走したいところですが、時間がないので断念してゴルフ場に戻るコースをとりました。

雪がなくなってきたあたりで子鹿が登場。
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人に慣れているのか、かなり近づいても逃げませんでした。

帰りは、バスの時刻まで少し時間があったのでバス停ひとつ分歩きました。というのも、この一駅分歩くことでバス料金が1000円から500円に安くなることを行きのバスで知ってしまったからです。とはいえ、行きのバスでは近そうに見えた距離が、歩いてみると意外に時間がかかって焦りましたが。

下では早くも桜が散りかけていました。熱海桜という種類なのかな?

干物を買って帰宅。また行きたくなる、すぐ近くの南国の山でした。

スリランカカレー

先日ランチで中野駅南口側にあるスリランカカレー「アチャラ・ナータ」を訪れました。
雑居ビルの3階まで狭い階段を上ると、マンションの玄関のような重いドアが。まるでスナックのようです。中の雰囲気が分からないので、気の弱い方ならここでためらうでしょうが、ドアを開けると、決して広くはないのにとても良い雰囲気の空間が広がっています。

ご主人は、とても柔らかな雰囲気の方で、丁寧に解説してくれます。ランチはチキンかポークかを選べました。豆カレーもついてきます。オプションのトッピングも頼めました。

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パパダム(パパド)がとてもさっぱりしていて美味しいです。カレーも、南インドカレーに似ていますが、海の幸が入っているのかな?ちょっとスパイスの種類が違うような気がしました。最後に全部を混ぜて食べるのが良いとの事で、混ぜてみると見栄えはともかく、不思議な味になります。美味しいです。

夜もやっているようです。夜は早く終わってしまいますが、じっくり夜に来てみたいお店です。

閉められた扉

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読みました。
「村上さんのところ」として著者が読者のメールに答えるという企画をやっているのを見て、ふと思い出して古本屋で購入しました。ベストセラーとして一時期話題になっただけあって、よい状態の本がひどく安い値段で売られていました。

鼻先で扉がぴしゃりと閉められ、もう扉は開かないし、なぜそうなったかもわからない。そういう話から始まる小説です。

Beyond the gate

小学校の体育で、よく野球をやりました。実際はソフトボールだったのかもしれませんが、「野球」と呼んでいました。しかし野球のルールを教わったことは一度もありません。だからみんなきっと変なこともやっていたのでしょうが、しかし学年が進むと皆がだんだん複雑なルールを覚えるようになりました。私はそれについてゆけなかったので、ボールを打って1塁にたどり着いたのに訳も分からずに(自分が知らないルールのせいで)アウトにされることもあり、もやもやしたりして野球は嫌いになりました。

家ではテレビで野球を見る習慣のある人がいなかったので、親父と一緒に野球を楽しんでいる同級生にはどうあってもかなわなかったのでしょう。野球を見ない親父が悪いわけでもなく、ルールを教えない学校の先生が悪いわけでもない。理屈では文句の言いようもあるでしょうが、そういうことにはどうしようもないことがたくさんあります。ただ、人生のいろんな局面でも、ルールがわからないままゲームをせざるを得ないこと、ルールがわかったときにはもう試合が終わっていることは多々ありますね。

そんなことを思い出しました。

村上春樹ファンというわけではありませんが、しかし「多崎つくる」はちょっと味わい深い話でした。

梅の花

用事のついでに皇居に行ったら、梅の花が咲いていました。
皇居
皇居の梅の花

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和紙を作るときに使う「ミツマタ」です。本当に三つに分かれていますね。

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ランチは神保町の有名なカレー屋さん。本当にスマトラ島の味なのかは疑問ですが、おいしかった。

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ゆっくり本屋を見る時間はありませんでしたが、神保町の古本屋巡りも楽しそうですね。

古い RICOH の一眼レフ用レンズ XR RIKENON 50 mm F2 で撮っています。けっこうパキッと硬調に映るレンズですね。

地下に埋められた桃園川沿いにある小さな喫茶店

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古い民家の雰囲気がとてもなつかしい感じです。コーヒー飲みながら、置かれていたマンガ「もやしもん」を読みふけってしまいました。

生活感丸出しな感じで、ちょっと雰囲気に欠ける桃園川遊歩道ですが、その空気を豊かにしてくれるちょっといいお店ですね。こんな店が増えるといいなぁ。

金曜日のバーもちょっと気になります。

鍋焼きうどんを食べに鍋割山へ

一泊二日ぐらいで山に行きたいと思っていましたが、やむを得ない理由で日帰りに変更。丹沢鍋割山に、鍋割山荘名物の鍋焼きうどんを食べに行きました。

小田急線渋沢駅からバスで大倉へ。そこから後沢乗越経由の鍋割山稜ルートで登りました。

このルートは長いものの、登りはそれほどきつくありません。とはいえ、稜線はところどころ急坂を登ります。昨年とは違って、雪がほとんどなく、日差しが暖かい日だまりハイキングとなりました。ところどころに霜柱はたっていました。地中は凍っているようです。

早起きして、行動食もあまり持っていかなかったので、山頂に着く頃にはかなりおなかが空いていました。山荘はかなり混んでいたので、とりあえず小屋に着くとうどんを注文。小屋の外にまでうどん待ちの行列。ザックを下ろして注文書に名前を書き、呼ばれるのを20分くらい待ちました。

熱々のうどんには、4種類のきのこや大きなカボチャのてんぷらなどが入ってなかなか贅沢。体が温まります。


晴れて見晴らしには恵まれましたが、やや湿度が高く、冬らしいパキッとした展望ではありませんでした。富士山も雲に隠れていて残念。


帰りは塔ノ岳の方に登り返して、大倉尾根を下りました。丹沢山蛭ヶ岳、大山もくっきり見えていました。単調な下り坂とは言え、展望もよかったので楽しんで歩けました。


雪は北側の斜面にわずかについているのみ。アイゼンを用意していきましたが、出番はありませんでした。帰りに大倉バス停付近の畑の無人販売所で赤葱と里芋を購入。大倉バス停では丹沢の伏流水を使い、音楽を聞かせて醸造したという「しらささ」という日本酒も購入。しらささは、やや甘めのさっぱりしたお酒でした。