SSD の導入(自分用のメモ)
普段は Mac ユーザーなのですが、家ではある事情で Linux で動いている PC を使っています。Core2 Duo + 1 GByte メモリという今やちょっと古いなと感じるマシンです。
さすがに最近遅くてイライラすることが増えたので、ちょっと調べてみたのですが、CPU をアップグレードしようと思うとマザーボードから全部取り換える必要があるみたいです。そこまでするなら Mac mini を買った方がよさそうなので、お手軽に、SSD を載せて速くすることにしました。
買ったもの。
- Crucial の 64 GB 2.5 inch SSD ~1万円
- 本体に取り付けるアダプター ~ 700円
- 2 GB メモリ ~3700円
- ケーブル類 ~ 1500円
ついでにメモリも少し増やしておこうと、安いメモリを探したのですが、DDR2-1066 という規格を探すのにちょっと苦労しました。
SSD の設定についてはこのあたりを参考にしました。
http://tech.lampetty.net/tech/index.php/archives/299
http://d.hatena.ne.jp/ktomoya/20100724/1279925474/
このあたりを参考にして以下のように.....
- ubuntu 11.10 Japanese Remix のダウンロード。ubuntu11.10 をインストール、アップデート。
- tcsh のインストール(好みなので)
# apt-get install tcsh
- home を HDD にする
# mv home home2
# mkdir home
- /etc/fstab と /etc/passwd を編集して、古い /home をそのままマウントするようにする。すぐに再起動
# vi /etc/fstab
# shutdown -r now
- ファイルシステムはUUIDで指定
/dev/fstab は UUID で指定するのがいいらしい。UUID の確認方法は
# ls -l /dev/disk/by-uuid
- SSD への書き込みを減らして寿命を伸ばすために、マウントオプションとして discard, noatime を指定する。
UUID=678504d0-633b-4fe5-8aeb-bf9b462db7f7 / ext4 discard,noatime,errors=remount-ro 0 1
man 5 /etc/fstab でマニュアルをみても、このオプションが解説されていなかった。noatime はアクセス日時を書き込むのをやめるらしい。discard は ext4-fs でトリムを有功にするオプションらしい。
- キャッシュの書き込み頻度を下げる
/etc/sysctl.conf に以下の行を追加して # sysctl -p を実行。
vm.dirty_writeback_centisecs = 1500
これはどのくらい効果があるんでしょうね?わかりませんが。
- Dropbox をソフトウェアセンターからインストール
- PPP は使わないので、pppd の DNS のサービスを止める。
# chkconfig --list
# chkconfig pppd-dns off
起動が素晴らしく早くなり、またハードディスクの回転音が減って静かになりました。
あとは SSD から自動的に起動するように、ブートローダー grub2 の設定が必要ですが、これがちょっと難しそうです。
# grub2 の設定の仕方については、以下のサイトがわかりやすいです。
http://netlog.jpn.org/r271-635/2009/12/ubuntu_910_grub2.html