赤城山沼めぐり
赤城山の続きです。黒檜山に登ったあとは、茶店で休憩してから、火口湖めぐりをしました。茶店のおっちゃんが言うには、「ここは北海道の天気予報を見てりゃ当たる。冬はマイナス20℃で、大沼で氷に穴を空けてワカサギ釣りも出来るし、ここは北海道だ。東京からなら近いから、冬にも来い」だそうです。ホンマかいな?
大沼のほとりに立つ赤城神社。
覚満淵の木道。
カメラの水平が傾いているわけではなく、木道が傾いています。
若い鴨が一生懸命下手な狩りをしていました。
ニッコウキスゲが満開。
これはクルマユリ。昔南アルプス縦走したことを思い出しました。
ロープウェイもあって、昔は賑やかな観光地だったようですが、今はこの看板も落ちてさびれています。
次は小沼へ。
深田久也も書いているように、ちょっと神秘的な湖です。しかし地図を見ると、小沼の近くに「血の池」というもっと不可思議な湖がありました。真っ赤な池なんだろうか、とそこに行こうとしたら、道がありません。小沼から草やぶをかき分け、放棄されたような道をたどってしばらく歩きます。二度と戻ってこられないおどろおどろしい地獄の池なのか、と冗談を言いながら歩いてゆくと、ようやくこんなものが。
ここからは道がちゃんとありました。
本当に静かで、誰もいません。赤くはなく、普通のきれいな水をたたえていました。
1時間ほど、静かなこの池のほとりでぼんやりしました。
由来はこういうことらしいです。美人は大変ですね。というか、赤潮のようなものが発生するからのようです。乾期は乾いて草原になるとか。
夕陽の赤城山と別れて温泉へ。
温泉からの眺め。なかなか良い湯でした。目の前は葡萄畑です。
赤城山、夏に来ると普通のハイキングコースなので、ある程度の経験のある方なら、冬に登るのが楽しいでしょうね。